犬を迎える準備をしよう

 

ワンちゃんが実際に来た時のことを考えると・・・・
最初にわくわくが先行してしまって考えが抜けがちに
なることがありますが、最初こそ肝心です!
しっかりと準備をして、ワンちゃん共々幸せに暮らせるよう頑張りましょう!

生活スペースは?
どこを生活範囲にするのか。
入って欲しくないところ、壊して欲しくないものがある部屋などは
生活スペースから除外した方がいいです。また、外で飼うのか、中で飼うのかは重要で、
最初に決めておかなければ大変なことに・・

 

寝床は?
私はケージを用意しておいた方がいいと思います。
しつけなどのことも考えるとベストだと思うからです。

 

トイレは?
最初からトイレは覚えていません。
ペットシーツについては、子犬はトイレの回数が多いので
すぐに換えることも考えて安めのシーツで良いと思いますよ。

 

留守の時は?
ケージがないと部屋を荒らされたり、酷い場合には
何か飲み込んでしまったりします。
また、長期で留守にする場合の対処などもとれるようにしておきましょうね。

 

食べ物は?
突然食べ物を変えると対応できませんので、徐々に変えるようにします。
食事の上げ方は、初めて飼う方には疑問の連続かも知れませんね。

 生活スペースの話


外で飼いたい場合、一人の環境に慣れさせる必要があります。
完全に部屋の中で飼ってから外に出そうとすると、ずっと誰かと
一緒にいるため、それに慣れてしまって一人でいることを大変寂しがります。

そうなってからでは遅くて、外で飼うために相当苦労しなければなりません。
なので、玄関やあんまり人が来ないような場所で飼うことをすすめます。

 

 ケージとトイレの話


ケージは様々な使い道があります。
まずはおしっこのしつけについて。

ケージの中でおしっこをするまで気長に待って、
おしっこをしたらすぐにだして褒めてあげます。

その行為をして数秒以内に褒めてあげると「これをすると喜ばれる」
という関連付けをしますからね。

そして、しっかりケージの中のペットシーツでするようになったら、
今度はケージを無くして、同じ場所にペットシーツを置いても
しっかりとペットシーツにするようになります。
コツはペットシーツに自分のおしっこの臭いをつけておくことです。

この臭いはワンちゃんのおしっこと関係が深いため、
もし他の場所にお漏らししてしまった時はしっかりとふき取った後、
消臭スプレーなどで臭いを消しておいた方がいいです。
でないと同じところに何回もおしっこをしてしまいます。

ウンチについては、体中にウンチが付いてしまうことは
時々ありますが、そう頻繁にはなりません。
毎日のようにウンチまみれになってしまうと言う方がいらっしゃいますが、
子犬はあんまり動かずだいたい寝てすごしています。

ウンチまみれになる原因は、ケージの中に居る時に誰かの気配を
感じてそうなることが多いようです。
「誰か来た!」と思って動き回る結果、結局ウンチまみれになってしまうのです。
こうならないためには、起きても家に帰ってきても、ケージに静かに直行すると良いです。

そうすれば、ワンちゃんは動き回らず、きれいなワンちゃんを取り出した後ですぐにウンチの
片付けをすれば面倒なことにならずに済みます。
朝一番にワンちゃんを洗うのはなかなか大変なことですからねぇ。

また、留守番の時、ケージに入れておけば部屋を荒らすこともないですし、
寂しがりを矯正するためにも使えます。

最初、ワンちゃんは家に来たばかりの時は、非常にワンちゃんも寂しがります。
そして、夜中に「くぅーんくぅーん」と鳴き出すことがあるのですが・・・
これが可愛すぎるのですが、行ってはダメです。

行ってしまうと鳴く=飼い主が来てくれる、と思い、
鳴き癖がついてしまいますからね。

 

 食べ物の話


これは子犬以外でも言えることなんですが、
食事をいきなり変えない方がいいです。
だいたい食事を変える時は徐々に、混ぜる割合を
変えたりしながら変更していきます。

つまり、ペットショップであげていたものが最初は中心になります。
ペットショップに何を食事であげているかをしっかり聞いて、
それと同じものを成長の度合いやウンチの量、状態などで判断していきます。

最初は成長も早いので一日三回、徐々に回数を2回に減らしていきます。
だいたい生後4ヶ月くらいを目安に2回にすると良いのではないかと思います。
勝手に昼食べなくなる事もありますけどね~。

 

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