【診療費節約】え?自宅で犬や猫の耳掃除?

 

 

「診療費節約」第二弾、ペットの耳掃除です^^

皆さんの犬は耳に元々脂が出やすく臭ったり、
タレ耳で外耳炎を起こした経歴があったりしませんか?
自宅で定期耳掃除をする事で、悪化させずに維持出来るかも知れません。

基本、犬のお話になってしまうと思いますが(汗)、猫でも
耳が汚れやすい子では表面の垢を取るだけでも、だいぶ違います。

猫の飼い主さんは少し飛ばし気味でお読みください(笑)

 

動物病院で定期耳掃除・・・となると、一回当たり再診料と合わせて
1500円~2000円くらい
、大型犬になるともっとかかるかも知れません。

外耳炎になると、週1~2回通って抗生物質も飲んで・・・負担は大きいですよね~^^;

 

自宅で出来ることは自宅でやって、もっと節約しましょう。

 

「それじゃビーグル獣医としては・・・患者さんが減って・・・」

よ、余計な事は言わなくてよろしい(汗)

「予防できるはずなのに、何もせずに病気で苦しむ」ペットや、
「予防したいと思っているのに通う回数を金銭の問題で減らして病気になる」
ペットが減ってくれればなぁ・・と思うんですよ~。

本当ですってば(怪)
基本的に獣医なんてそんなもんです^^;

まあ、経営的な事は置いておいて(汗)
まずは耳掃除の基本かr・・・・

「耳を拭くくらい誰だって出来るじゃん!中の掃除は普通自宅で
やるなんて無理でしょ?何を特集するんだよ!ばーかばーか」

うぉぉい・・・そこまで言わなくても・・・(涙)

 

「耳垢を取る」、確かに簡単なように聞こえますが、
本当に皆さん、正しく耳垢を取ってきれいにする事が出来ますか?
そう、それが耳の外側に見えている耳垢でもです。

きっと、そう言われても正しく出来る方は2割も居ないんじゃないかと
思いますよお(悪)まあ、出来るってんならいいですけどお(極悪)

ビーグル獣医の悪態を見てムカついた人は(笑)、
とりあえず下の記事を読んで確認してみてください。

正しく出来ていた方は「へっ、やっぱり合ってたじゃねーか、クソ獣医。」
とビーグル獣医に念を送ってくださって結構です。
今日一日だけは許します(笑)

では早速参りましょう~。

 

耳の皮膚って・・・


相当デリケートだと思ってください^^;

そう、こすったらアウト!!刺激のあるものを使ったらアウト!!
無駄に湿度を高くしたらアウト!!

・・・はい、スリーアウトチェンジとなりました。

どうして三者凡退になってしまったのでしょう。
それぞれ理由を考えてみましょう。

 

まずは一番打者がこすってアウト!!


こする、というのはそのままなんですが、
例えば「綿棒」を使用する→皮膚を一切こすらないで使えますか?無理でしょ^^
って事でアウトです(苦笑)

たくさんのペット用綿棒が出てますけれども・・・
耳の皮膚を全くこすらずに、汚れだけを綿棒で取る事の出来る
神業をお持ちの方以外は、使った時点でアウトです、
どんなに「やわらかい!安全!」と言っていてもアウトです。

ちなみにそんな神業を持った獣医師に一人だけ出会った事があります。
でも、一人だけですよ~。そのくらい神業だってことです^^

こすってしまえば、元々弱い耳の皮膚は傷まみれ。
あっと言う間に「外耳炎予備軍」の完成となります。

実際に自分の耳を綿棒でいじってみましょう。
こすらないで耳垢を一掃出来ればセーフです!

「ちょっとこすったけど・・・私の耳は全然大丈夫だもん!」

いや、ペットの耳は人間の耳よりも弱いんですよ^^
皮膚だって人間より強そうに見えて弱い、そんな生き物なのです。

また、「私は刺激が弱いコットンを使ってるもん!大丈夫でしょ?」
と言うあなた。

コットン自体は私もオススメします。
でも、こすったらやっぱりアウトです^^;

もちろん、ティッシュなんかは問題外です(苦笑)
鼻をかんで鼻がガビガビになった事ありませんか?
トイレットペーパーよりはマシですが、ティッシュも刺激が強いので注意ですよ~。

 

 

次は二番打者ー・・・刺激が強いから君アウト!


なんだか無理やりな審判ですが(笑)
刺激的なことに興味深々のビーグル獣医としては気になるアウトの仕方です(汗)
どんな刺激なのでしょう。

自宅にイヤークリーナーがある場合は、
ウラ、またはオモテの成分表示を見てみましょう^^

さて、「エチルアルコール」などのアルコール類
入ったり、その他消毒薬っぽいものが入ってないですか?

消毒は「犬に噛まれ、猫に引っ掻かれ・・」でも少しお話
していますが、基本的には何の効果もありません^^;

外耳炎があった場合は、傷をより悪くしてしまいますし、
外耳炎が無いのであればそんな成分は必要ありません。

とりあえず、アルコールについては次の項目でも
ちょっと触れていこうと思います^^

 

三番バッター・・・無駄にジメってるのでアウト!!


汗ばんでるバッターみたいで可哀相ですが(笑)
耳の中を無駄に湿らしてしまう作業はアウト!!ってことですね。

犬の耳の中の湿度は元々高いです。

犬の耳の湿度はほんの数%上がるだけで細菌繁殖に適した湿度に変わってしまいますので、
無駄に湿度を上げてはいけません。

でも、どうしても耳掃除をすると多少は湿度が上がります。
「無駄に」ってところがポイントな訳ですね~。

例えば、水道水で耳を洗う、化粧水で洗うなどの作業をした場合・・・・
実は耳垢はほとんど取れません^^;
だって、こびりついているんですもの(苦笑)
この作業は「無駄に」湿度を上げているだけになってしまいます。

耳垢が残ってしまい、湿度は上がってしまう。
そこは細菌にとって最高の繁殖場所となるかも知れません。
しっかり耳垢の取れる液体を選びましょう。

「アルコールは揮発性があるからベスト?ジメジメしないし汚れ取るし・・・」

アルコールはNGですってば^^;

外耳炎が無い場合は、多少の水分が残っていても
耳垢が取れていれば問題にはなりません。

そもそも、ペットは人間と違って「必殺ブルブル」を身に付けています。
だからこそ液体を入れて掃除が出来るのですが
必殺ブルブルによってほとんどの水分が、耳掃除後には
吹っ飛びますので、残るのは多少の水分となります。

耳垢が取れていて、多少の水分だけ残る。
液体を入れて耳掃除をする場合は、これを目標にやりましょう^^

アルコールは必要な脂も取りすぎてしまい、皮膚を傷つける可能性があるものです。
健康でも使用したくないし外耳炎があれば尚更ですよね~。

もちろん、水分が完全に残らず、刺激も弱い・・
その条件を満たす方法があれば良いと思いますが(汗)、現時点ではそんな方法ありません。
仕方がありませんので、現段階で一番良いと思われる方法で耳掃除してあげましょう。
ちなみに方法は外耳炎でも共通です。

 

自宅で犬や猫の耳掃除の方法

 

 

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