こんな患者さんが来ました5 動物病院でお金のトラブル

ダックスフンド|dog0140-024

 

 

(コピペ)
これまでに動物病院に来られた飼い主さん達。
中には「マジですか!?」と言う飼い主さんもいらっしゃいます。

一体どんな飼い主さんだったのでしょう(笑)

さて、第5回は「病院で起こったお金のトラブル」があった、
こんな飼い主さんやあんな飼い主さんのお話をしましょう^^;

 

 ちゃんと払いますから!


「今、持ち合わせが無いので・・・ちょっと待ってもらえますよね?」

この言葉は、ある犬の退院時に飼い主さんから発せられました(汗)

その子は腎不全を患っていていましたが、何とか入院で一命を取りとめ、
様子見が必要とはいえ一時退院をする事が出来た所です^^;

まあ、それは本当に良かったのですが・・・

退院時にお金が払えない=本当にお金が無い

これは隠しようの無い事実です(汗)
だって用意する時間も、必要であろう事も分かっているのに
持ってきていないんですから^^;

最終的に払って頂けるのであれば、当然病院側も
ちょっとくらい待つのですが、ここで一つ気をつけなければ
ならない事があります。

そう、「踏み倒し」です。

「もう少しで何とかなりそうですから・・」

「何とか今月末までに払いますから・・・」

「本当に辛いんです!ちょっと待ってください!」

「この電話は現在使われておりません」

こんな経験をほとんどの獣医が持っています(苦笑)
そこで、獣医も考えます。

お金を払えない→催促される→でも、やっぱり払えない→
催促する→だんだん病院との関係が微妙になる→強く催促する→
切れる→ものすごく催促する→この電話は・・・

この流れを何とか避けようと、病院側がよく使う方法。
それは、「ちょっとずつでも毎月払ってもらう」のです^^;

これで、病院に来づらい病&連絡を取るのが何か嫌だ症候群を
予防する事が出来るでしょう。

そして、今回も秘技「動物病院ニコニコローンプラン」が炸裂。

飼い主さんも、「分かりました」とどうやら事無きを得そうな予感・・
しかし、驚愕の言葉が発せられました↓

「毎月500円ずつ支払いますので、お願いします!」

総額10万円、まさかの17年ローンをご希望(笑)
しかもまだまだ診察必要だし・・・

・・あの・・すみません・・あの・・・
いや、もういいです。よろしくお願いします(泣)

 

 

 最高級の手術


その動物病院では診察と事務が別々になっていました。

つまり、診察のデータをパソコンに入力すると
自動的に受付に送られ、そして会計が行われます。

それはある入院カルテのデータ入力ミスから起こりました。

子宮蓄膿症の手術を終え、無事に退院する事になったハッピーちゃん。

飼い主さんも、「ありがとうございます。ありがとうございます。」
と嬉しそうにお迎え、会計を済ませようとしていました。

ところが・・・

事務「えー、では892万3810円になります」

飼主「え、あぅ・・おえぇ・・す、すいません。今持ち合わせが無いので、
用意する時間を頂けますか?は、払いますので・・」

払うんかい!(苦笑)

それだけ感謝の気持ちが強かったのかどうなのかは定かでは
ありませんが、なんと用意しようという素振りの飼い主さん。

って言うか、事務の人気付いて(苦笑)

 

実は、獣医がデータ入力の際に

入院費(1日) 2500円×7

子宮蓄膿症手術 80000円×111

内服薬(1包) 105円×14

・・・・と、入力をミスったのが原因だそうです^^;
どんな最高級な手術をしたんでしょう(笑)

子宮蓄膿症の手術111回・・・

どうやらハッピーちゃんは子宮を111個持っていて、更に全て蓄膿症になったようです(苦笑)

 

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