介護を始めて、体力が低下している我が子で特に
気をつけていかなければならない問題、それが「体温」です。
もし、病院に老犬でグッタリした子が運ばれてきた場合、
まず獣医は体温を測ると思います。
それだけ、保温の問題による低体温、または熱中症が
多く発生するって事なんです。
基本的な保温
基本的な保温方法は「家の中に居てもらう」事です。
そして、「家の中を適温にしておく」事となります。
元々、外に住んでいた子でも、中に移動してあげると
良いかも知れません。
クーラーや暖房の風は直接当たらないように心がけ、
なるべく人工的な熱を近くに置かないで済ますこと。
ヒーターや電気毛布、ホッカイロや湯たんぽなどなど、
低温火傷の可能性がある物には頼らずにいけるとベスト。
部屋の中さえしっかりと温度調節されていれば、
毛布だけで十分に保温は出来ます。
病院では、部屋の温度調節+毛布くらいまでしか
保温は行いません。
もちろん手術後だったり、重症の状態では別ですが(汗)
どんなに老犬でも通常の状態ではそこまでです^^;
それだけ部屋の温度による影響は大きいって事ですね~。
移動できる?移動できない?
本人の意思で、移動が出来るかどうかもポイントになります。
移動出来るのであれば、色々な温度差のある場所を
用意しておけば、自分で選んでくれるでしょう。
移動が出来ないのであれば、より注意が必要です。
あっという間に熱中症or低体温になってしまう可能性があります。
用意しておきましょう
とりあえず、体温は測れるように準備しておきましょう。
専用に体温計を用意しても良いかもですが、人間用の
体温計にプローブカバー を付け、直腸温を測る事も可能です。
使い捨てが出来て便利ですので、抵抗の無い方はお試しください(笑)
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