駅前偽犬猫ボランティア団体!募金する前に確認して!

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「可哀想なこの猫ちゃんたちをーーーーー!!!」

「私たちはシェルターで毎日保護活動をーーーーー!!!」

 

駅前に時々出没している何やら怪しげな、募金箱を持ったボランティア団体。

ビーグル獣医は「偽犬猫ボランティア団体」でお話したような経緯により、よく分からないボランティア団体には並々ならぬ不信感を持っています^^;

無事、ビーグル獣医センサーを通過した人々だけが、ビーグル獣医から募金を搾取することが出来るのです。

さてさて、駅前の募金系ボランティア団体はと言いますと・・・

 

アウトーーーー


もちろん全部ではありませんよ~。
しっかりとボランティアされている方もいらっしゃいます。

しかしながら、ビーグル獣医が独自に調査した結果、なかなかのアウト率で驚いてしまいました^^;

なぜかと言いますと、大声を張り上げている人の多くが・・・

 

 

 

 

バイトだったのです(苦笑)

 

 

 

 

バイト経験者に確認をとったところ、

「はい、これチラシ」

「はい、これ猫のケージとトランク」

「じゃあ、指示された駅で一日募金してね」

「この確認書だけサインちょうだいね」

 

というやり取りだけで、遠くの駅に派遣されたそうです。

バイト代は7~8000円程度で、まさに「猫を隣においてお金を集めるだけの簡単なお仕事です」状態(笑)。

確認書は何かと言いますと、「このバイトに関するいかなる情報も外に漏らさないこと」の署名だそうな・・

ありゃりゃ、ビーグル獣医に教えてくれた人罰金とられちゃうかも知れませんねぇ・・悪い事聞いちゃったかな^^;

 

つまりは、一日7、8千円で雇われたバイトの声に、人々は心を打たれお金を注ぎ込んでいる状態です。

 

 

 

でもさあビーグル獣医、税務署とか見逃さないんじゃないの?


募金箱の中にいくら入っていたか、分かる人なんて居るんでしょうか(笑)

こっそり抜いたら分からないですよね~。

 

どうすれば見分けられる?


まずはですねぇ・・

その犬とか猫、募金箱の隣に要ります?

ってところです^^;

 

駅の構内・・知らない人がたくさん・・夏は暑くて冬は寒くて・・

こんなところに、「この子の飼い主になってくださーい!!」という譲渡目的以外の動物を連れてくる必要ありますかねぇ。

 

ビーグル獣医が質問したところ、「実際に動物を見ていただくと、助けようという気持ちが強くなって募金に協力してくれる方が多いんです!」だそうな(苦笑)

その子を犠牲にして病気にさせて、他の動物を救うっていう方式ですかそうですか。

んなバカな^^;

 

当然、保健所には「虐待だ!」と苦情が寄せられることになりますが、その保健所の人によると、「注意すると慣れた手つきで、凄まじい速さで撤収する」そうです(苦笑)

 

どうすれば見分けられる?その2


しっかりとボランティアをされている方というのは、やるべきことをしっかりとされている方が多いです。

 

 

「何?やるべきことって?」

 

 

まず、駅や路上でチラシを配ったり、物を置いて活動したりするには警察の許可が必要です。
コンタクトレンズのチラシを配るのも、美容室のティッシュを配るのも許可が必要なんですよ~。

 

なので、警察に電話して「駅前の通路で怪しげな募金活動している人が居て邪魔なんですが、ちゃんと許可とっている人たちなんですかぁ?」とでも電話をすれば、ほとんどの怪しげな募金団体が「慣れた手つきで凄まじい速さで撤収」します(笑)

御消滅されなければ、しっかりと許可をとってやっている団体なんでしょうね~。

まあ、一回逃げてまた戻ってきただけの可能性もありますが^^;

 

「ボランティアなんだからそのくらい良いでしょ!」

「犬や猫の命がかかっているんです!」

 

なんて正論っぽく言ってくる人も居ますが、それは自己中心的な考え方です(汗)

法律は法律ですから、正しいことをやっているのであれば堂々と許可申請すれば良いことですし、こういったところがずさんだと他にもずさんな部分が出てくるものです^^;

 

どうやったら見分けられる?その3


インターネットで検索してみましょう~。

あくどい団体ほど用意周到でして、しっかりとしたホームページを持っている事が多かったりします^^;

立派なホームページが見つかったら、収支報告を探してみましょう。

 

・・・・・・

 

ね?

何年か前の収支報告から報告が無くなっていたりするでしょ(笑)

あったとしても、不自然に支出が多くなっている項目があったり、「人件費」なんて項目に多額のお金が使われたりしていませんか?

実はこの人件費がクセ者。

本来、ボランティアで人件費が発生する場合、それは生活をするためにやむを得ない程度のものでなければなりませんよね~。

でもその金額が異常に多い^^;

 

もし、実態がほとんどないボランティア団体の代表が、アルバイトを雇って募金を集めさせて、そのほとんどを着服したあげく、残ったお金を収支として挙げ、代表の人件費にも充てているとしたら・・・

代表は大して何もせずにゴージャスな生活が送れてしまいますよね~。

 

「またビーグル獣医が根拠も無く想像で悪口言ってるー」

 

いやいや実はですねぇ・・・

手持ちの根拠を出せないのが残念なのですが、これは想像では無く実際に起こっていることなんです。

ビーグル獣医に出来るのは、こんなコンテンツを書くくらいなんですけどね(苦笑)

 

どうやったら見分けられる?その4


なぜか随分と遠方から来ている場合が多いです。

もはや連れてこられている動物としてはそれだけで虐待レベルです(汗)

 

どうしてかって?

 

地元でやったら事業所を訪問されちゃうかも知れませんよね。

実際にシェルターが無いのもバレちゃうかも知れませんし。

 

それに、遠方で散り散りになっていれば、警察や保健所に注意されても違う駅に移動すれば良いだけですから、バイトが途中で中止にもならず、安定して稼げますよね~。

 

 

どうしたら見分けられる?その5


実は、平成26年から、たくさんの犬や猫(10匹以上)を譲渡するボランティアさんは保健所への届け出が必要になりました。

つまり、保健所がボランティアリストを持っているんです。

公開する・しないはその都道府県にもよると思いますが、公開している場所も意外とあります。

 

そのボランティア団体所在地を管轄している保健所に電話してみて・・

「ああ、そのボランティアさんなら登録ありますよ」

ということなら良いですが、

「いや、登録はありませんねぇ。」

「聞いたことありませんねぇ。」

 

などの回答ですと、更に怪しさは増します。

 

まとめ


このような募金がまかり通るのは日本くらいじゃないでしょうか^^;

どこの誰だかわからない人が、「犬猫を助けるんです。お金ください。」と言ったって、海外じゃ誰も信じないんじゃないかなぁ・・と思うのです。

 

善意を食い物にする人が居なくならないと、その分、必要なところに善意が回らなくなります。

私たち一人ひとりが偽物を見極めることで、偽ボランティアが消滅して、新たに騙される人も居なくなって、本当の募金だけが残る・・これが理想でしょうか^^

 

これからもビーグル獣医は並々ならぬ不信感を持って、様々な偽ボランティア団体を暴いていきたいと思っていますので、皆さんもお気を付けください~。

 

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