恩を仇で返す! カルテ盗難事件

 

 

人間って・・こんな人も居るんだなぁ、と怖くなる事件でした。

その名も「カルテ盗難事件」・・・

 

卒業後は研修につきます


臨床を目指す獣医は卒業後、技術や知識を磨くため、
ほぼ例外なく他の病院の先生の下につきます。

そして数年間勉強して開業するか、もっと勉強する為に
他の獣医についたりするんですね。

ある病院で、例に漏れず研修を数年間積んでいる獣医が居ました。
そこの院長は昔から体が弱かったらしく、
自分自身が入院することも何回かあったらしいのですが・・・

 

 

まさかカルテを盗むなんて・・・


入院→勤務医が病院を守る、 入院→勤務医が病院を守る

こんな繰り返しだったのですが、ある時事件が起こります。

なんとその勤務医は以前から開業を考えていて、
何回目かの入院時、突然その病院を出て行ったのです。

開業する人間にとっての一番大変なこと・・・それは患者の獲得です。
ほとんどの先生が、開業当時は一日一件も患者が来ない
という苦労を経験しているでしょう。

そこでその勤務医はやってはいけない事をしてしまったのです。
なんとお世話になった病院のカルテを全部盗んで、
新しく開いた自分の病院の患者にしてしまおうと考えた
のです。

この個人情報のかたまりはなかなか便利でして、例えば

「ワクチンの時期が来ました!○○動物病院で勤務しておりましたが、
この度院長に教えを賜りながら開業する運びとなりました。
開業記念といたしまして、○○動物病院でお世話になった方々には
ワクチン料金を30%値下げして実施いたしております!」

いかがですか?
中には「ワクチンくらい・・・」と向かってしまう方もいらっしゃるのでは(苦笑)

 

カルテの盗難・・その後


法的措置もちらつかせながら何とかカルテを取り戻し、
その結果、勤務医が出て行っただけという状態にまで
回復したそうです・・・が・・・

信頼していた勤務医に裏切られたことで、院長は酷いうつ病を患う事となりました。
それ以来、体が弱くうつ病を持っているにも関わらず、
勤務医を雇うことは一切出来なくなってしまったと言います。

人間、欲に飲み込まれてしまうと
とんでも無いことをしてしまうことがあるようです。

「恩を仇で返す」

まさにこの言葉を目の当たりにする事件となりました。

 

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