「ポチー!!ご飯よー!!」
「・・・・・・・・・・」
「ロッキー!ほら!ごろん!ごろん!」
「・・・・・・・・」
何だか辛くなってしまいますが、痴呆・認知症の子によく
見られる行動「無反応」。
さて、この「無反応」に対する対策とは?
まずは状況を知る事が大切!
「うちのポチ、たまに反応しなくなるのよね・・・」
「うちのロッキー、遊んでくれる時とくれない時があるの・・・」
そこまでは分かると思います。
一緒に生活していれば、時々そういった姿が見られれば、l
気付かない訳がありません^^;
でも、そこで終わりではありません。
まだまだ得られる情報はあるかも知れませんよ~。
例えば・・・
・どういった時に反応しなくなる?
・どういった時間帯が多い?
・トータルで時間は増えてきている?
・大体一回の無反応になる時間はどのくらい?
すぐに答えられますか?(汗)
それぞれ考えてみましょう~。
どういった時に反応しなくなる?
「たまに呼んでも無視されるんです!遊び始めると
いつもどおり甘えてきてくれるんですけど・・・」
もちろん、原因はそんなに簡単に特定出来ませんが(汗)
もしかして・・・「耳」が悪くありませんか?
何かした後にそうなりませんか?眼は見えてますか?
本当の無反応なのか、それとも相手の行動を確認する
身体能力が足りていないだけなのか。
まだまだ発見できていない情報があるかも知れません^^;
どういった時間帯に多い?
毎日観察していると、気付いたら無反応になる時間帯が
決まってきたりもします^^;
もし、いつも起こる時間帯が特定出来たら、
・どうして、その時間帯に起こるのか
・環境を変えてみても、同じ時間帯に起こるのか
・逆に違う時間帯に、同じ環境にしてみたら起こるのか
実験みたいで可哀想な気もしてしまいますが、
これから先の事を考えると、メリットは十分にあると思います^^;
減らせる事が出来たら、より減らせる方法を考えていきましょう~。
トータル時間?一回の時間?
最後は時間の合計や長さについて。
段々と一日でのトータル無反応時間が増えていませんか?
一回無反応になり始めて、それが終わるまでの時間が
長くなってきてはいませんか?
「何となく長い気がする」「何となく変わってないと思う」
そう感じる事も重要ですが、出来れば記録として、
出来るだけ正確な時間を残しておくようにしましょう。
今、症状は悪化しているのかどうか。
その進行状況はゆったりなのか急激なのか。
例えば、後々サプリ等を使ってみた場合に、
詳しい記録があれば、その効果を数値として
確認する事が可能になります。
非常に手間がかかって大変ですが(汗)
色々な時間や行動を数値化して残しておくと言うのは
とてもメリットの大きい物なんですよ~。
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