老犬によく見られる症状として
「たくさん食べているのに、どんどんと痩せていく」
と言うものがあります。

何となく、食欲が少しずつ落ちている子の飼い主さんから見ると
羨ましいような状況ですが（汗）一体どうして、このような事が
起こってしまうのでしょう～。

　基本的な事

まず、第一に言える事。それは・・・
「老化によって消化機能は衰えている」

まず老齢で消化機能が上がっていく子は居ないと思います。
なので、基本的には「今までより食が細くなる」のは当然で、
消化機能と比例して落ちていくのは何にもおかしくありません。

ん？じゃあ、食欲が止まらない子って・・？

　止まらないっ！　その１

「ばあさん、飯はまだかい？」

「おじいさん、さっき食べたばかりでしょう？」

これが原因その1として挙げられます。
食べても食べても満腹を感じず、たくさん食べるけれども
消化機能が追いつかずに吸収不良。
ほとんど身にならずに痩せていく・・・と言う状態です。

この場合は、「体に見合った食事のとり方」をした方が良いです。
ガツガツ食べても身になっていく中学生とは訳が違います。
適度な量を適度な時間をかけて食べなければ、吸収がしっかりと
出来ずにただ大量に食事が上から下に流れるだけになってしまいます＾＾；

　止まらないっ！　その2

「へえ～、それじゃあゆっくり適量あげれば良いのね！」

そういって与えてみたは良いけれども・・・
まだまだ体重減り続けてるんですけどおおおぉぉぉぉ！！

えーと、歳を取ると人間もそうですが、
ホルモンの病気が増えてきます。

たくさん水を飲んでいませんか？
お腹だけ膨れたりしていませんか？
脱毛は目だってませんか？

もしかすると、病気なのかも知れません。
でも、老齢だとついつい「老化でしょ？きっと仕方が無い」と
最初から見逃しがちになります（汗）

病気の可能性は若い頃より高いのですから、
あえて、ちょっと心配しすぎるくらいで考えていきましょう～。

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