介護には分からない事がいっぱいである。
だから、皆さんもこのサイトへ来ているのだと思うが、
場合によっては病院へ相談に行く事もあるでしょう。
飼主「あのー・・うちの犬の介護について・・・」
獣医「ん?もしかすると、血液検査をしてみた方が!
それに超音波にレントゲンも!!あっ薬はこれとこれね!」
飼主「は、はい・・・分かりました」
話が違ーーーーうっ!!
そんな飼い主さんもいらっしゃるかも知れません。
NG集1 強制検査マニア
まず、上のように血液検査・超音波・レントゲンを
むやみやたらに勧めてくる場合は注意が必要です。
だって、相手がどれだけの治療を望んでいるかも
まだ分かっていないはずなのですから(汗)
大体このパターンの場合は、何かしらの病気が見つかり、
高額な治療費を払い続け、大量の薬を飲ませ続け、
「ん?うちってこんな治療望んでたっけ?」
と言う残念な結果になる事が多いです^^;
そりゃあ何かしらの異常は出てくるでしょう。
だって介護の必要な老犬なのですから、何も
無いほうが珍しいと思われます(汗)
NG集2 理解力ある?病院
逆に、今度は「老犬なんですから、彼の意思を考えると・・」
一見、患者さんへの理解力が溢れているパターンです。
何も悪い所はなさそうなパターンですが、実はまれに、
諦めすぎていて勿体無い状況が見られたりもします(汗)
本当はちょっと薬を飲むだけで治るのに・・・
ちょっと環境を変えれば良くなるのに・・・
何しろ最初から、むしろカルテで見た年齢の時点で
諦めが入っている獣医には、そんな選択肢は見えてきません。
「老齢だから放置!」そんな場合があるので注意です。
しっかりと考えた上での「彼の意思を」なのか、
「私の意思としては」と言う勝手な方向性なのか、
見極めるようにしましょうね。
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