足腰立たず、飼い主さんに抱っこされないと散歩も出来ず、
ご飯を食べるのも水を飲むのも大変。
でも・・・・もう「カワイソー」って言われたくないっ!!!
一見優しい一言に見えますが・・・
人間の障害のある方でも同じですが、
「カワイソー」
これは失礼以外の何でもありません。
だって、本人は自分の事を可哀相だなんて思ってなく、
そんな同情を受ける必要も無いのです。
同様に、介護老犬を抱えて歩いている飼い主さんへの
「カワイソー」
本人たちは、楽しく散歩をしている最中かも知れません。
今日は体調が良くて、気分が良い散歩なのかも知れません。
そんな中で「カワイソー」
台無しです(汗)
やる気が一気に失せるでしょう。
人間の嫌な心理
どうして人は「カワイソー」と言ってしまうのか。
これには、人間の嫌な心理が関わっている場合があります。
それは「他人の不幸は蜜の味」とよく言われる、
優越感の問題。厄介です。
人間には、自分よりも辛い人、不幸な人を確認する事により
「自分はまだ幸せなんだ」と言う確認をしたがる傾向があります。
つまりは弱い人を更に追い詰めつつ、自分だけは
より安心出来るように・・と言う非常に自分勝手な行動になります。
気をつけないと!
どうして、介護のサイトでこんな話をするの?
だって、言われる側に言ったって仕方が無いじゃない!
そう思われると思いますが、実はこの「カワイソー」。
もっとも多く発言するのは「何らかの不幸を持っている人」だそうです(汗)
自分よりも不幸な人を見つけないと、安心出来ない人って事です。
介護をしている人は、それにもちろん当てはまります。
だからこそ、ここでお話しているんですよ~。
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