さあ、それではペス次郎さん、端のフォークからお使いになって。
「ワンワワオーン」
ハシタナイっ!何ですか、その鳴き方は!!
さて、今回の議題は「食の作法」と言う事で、
正しいフレンチの食べ方を・・・・
違います!
ビーグル獣医がまた悪乗りしているみたいですので、
今回は私が説明させて頂きます。
テーマの「食の作法」とは、つまり、
食事の時・食後に注意すべき事は?って事なんです。
特に「まだ自分の力でしっかり食べられる子」に限定して
今回はお送りいたします^^;
徐々に高くしてあげます
老犬になってくると、どうしても食事が
上手く流れづらくなります。
いつものように下を向いたままだと、食道から
胃まで到達できずに、いわゆる吐出を起こす事があります。
(吐出:食道から胃に入らず吐き出される事)
老犬になり、飲み込む力が弱くなってくればくるほど、
徐々に重力が助けてくれるよう、食器は高くしていきましょう。
<レベル1>
たまに食べづらそうで、吐出してしまう事がある場合。
食器をちょっと高い所に置いても良いですし、飼い主さんが
ちょっと持ち上げてあげるだけでも良いと思います。
ちなみに
こんなのもあるようです(苦笑)どうなんでしょう。
<レベル2>
完全に立たせた状態でないと、上手くご飯が
食べられない状態です。
この場合は、まっすぐ立った状態のまま、ご飯を
食べられるように食器の高さを調節します。
ちなみに
どうなんでしょう(苦笑)
か・・・買わなきゃダメ?
わざわざ高い専用品を買う必要は無いと思います(笑)
100円ショップで高さが合いそうな物を探してきても良いですし、
自作で木を組み立てて作っても良いでしょう。
食後
最後に食後の注意。
特に胸の深い子などでは、食後に突然
激しい運動をして胃捻転を起こしてしまう事があります。
非常に怖い病気で、即命に関わります(汗)
食後はあまり激しく動かさず、抱っこや場所移動でも
注意して行うようにしましょうね~。
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