高齢のペットは若いペットに比べて、手術の危険性はもちろん上がります。
本音を言えば、確かに手術をするなら若い方がいいと私も思います。
ただ、高齢だからといって手術しない・・・これはどうかと思いますね。
特に高齢と言う理由だけでは「出来ない」ということはないのです。
正確には獣医はどんな理由で「出来ない」と言っているか・・・
やりたくない、自信がない、設備がない、面倒だ、人が足りない、
などの理由だと思います。
しっかりとした設備、人の数、そして経験、信念を持った病院であれば、
老齢のペットであろうとしっかりと検査をして、
それに合格すれば手術を行います。
現在は麻酔も大変良いものが揃っていますし
技術が伴っていれば問題ないのです。
いくら老齢だからといって、寿命が延びるのであれば
飼い主は手術を希望することが多いです。
それを勘違いして、「わざわざもう手術することはないでしょう。年ですし。」
と勝手な考えで手術の話すら出さない獣医は実際にいるのです。
「老齢ですし、手術はやめた方がいいですね。」と言われたら、
なんでダメなのか、他の病院でも同じ事を言われるか、
検査はしっかりやってみたのか、確認するといいです。
もっともっとあなたのペットは生きられるかも知れませんよ。
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