犬の吠え癖のしつけ 吠えても吠えても分かってもらえない犬

 

 

 

ネット上を探せば簡単に見つかる「無駄吠え」のしつけ。
でも私ビーグル獣医、実は「無駄吠え」という言葉が嫌いです^^;
果たしてその訳とは・・・

 

人は迷惑だと感じるが・・・?


・赤ちゃんがオムツが濡れて泣く

→隣の家の人が「うるさいなぁ」と思う。

・家族が危篤で、オートバイを必要以上にぶっ飛ばしてる

→暴走は迷惑だと他の人は感じる。

・お父さんがとんでもなくお腹が痛くておならをする

→「お父さん、いい加減にして!」と娘が言う。

何か変な例も混ざっていますが・・・
何が言いたいか、分かりますか~。
そう、犬が吠える→無駄吠えと上記は同じ事だと思うのです。

 

理由が分かってないからですよね


理由が分かっていないと捉え方が変わりますよね。
救急車には「迷惑だろ!うるせえ!」とは言わないけれども、
飼い犬が危篤で動物病院へぶっ飛ばしてる車は「迷惑だろ!」となります。

「無駄吠え」というのは、人間が勝手に、
犬の理由も知らずに付けた名前と言って良いでしょう。
なので、私はいつも「吠え癖」と呼んでいます。

さて、そう考えると解決法は見えてきましたね~。
犬がなんで吠えるのか、どうして吠える必要があるのかを考えればよいのです。

では、よくある例からそれぞれの解決法を考えていきましょう。

 

遊んで欲しい訳ですよ、ワンちゃんは


好きな女の子に意地悪する男の子に例えてみましょう^^;

男の子は「構って欲しい。しゃべりたい。遊びたい」

女の子は「うざい。いい加減にして。超むかつくー。」

男の子はこの方法以外、構ってもらえる方法を知らないんですね。
だから、毎回同じように意地悪するしかない・・・と。

犬は「遊んで欲しい。構って欲しい。」

飼い主は「うるさい!なんで吠えるの?もうやめて」

犬も、吠える事でしか遊んでもらう方法を知らない訳ですね。
だから、毎回同じように吠えるしかない・・・・と。

つまり、解決法は・・・・ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ・・・ジャン!
「吠えても遊んであげない」です。

そう、意地悪してくる男の子を無視するのです。
そうすると、男の子はちょっかいを出すことをやめます。
そして、どうしたら構ってもらえる、気にしてもらえるか、
他の方法を考えますよね(笑)

 

 

怖い訳ですよ、ワンちゃんは


テレビの画面から貞子が出てくると、女の子は「きゃあーーーーーー!!」となります。
いや、本当に出てきたら男でも「きゃあーーーーーーー!!」となるわけですが・・

家に誰かがやってきた時の犬はそんな状態です。
郵便屋貞子が玄関から出てきて
「ワン!!ワン!!マジでやばいワン!!?」
と混乱している時に、飼い主が
「うるさいわねぇ・・・そんなに吠えるんじゃないの!すいませんねぇ、貞子さん」
信じられない光景が目の前に広がっているかも知れません(笑)

いやいやいやいや・・・これは難関です。
しかし、ここにも解決法はあります。

貞子と人間、車などとの違いを考えましょう。
貞子はいくら頑張っても怖いものです。残念ながら。
でも、人間や車などはもともとホラー向けではありません。

つまり、「それは怖くない」と分からせることが解決法になります。
出来れば小さい頃から、多くの物に慣れさせていくことが良いですが、こういった吠え癖
を持っている場合は徐々に慣れさせていくように根気良く頑張りましょうね。

 

ちょっとしたまとめ


飼い主が「なんでそんなに吠えるの!」と思っている一方、
犬は「なんで全然分かってくれないんだ!」と思っているかも知れませんね。

吠え癖を直す為には、まず犬が何で吠えているのかを考えてあげてください。

理解すればするほど、自然と天罰方式のしつけは減っていきます。
天罰方式は本当に最後の手段として取っておきましょう。

吠え癖→うるさい→ビターアップル、大きな音、叩くなどの対処・・ではなく、

吠え癖→何で吠えるの?→ああ、そういう理由か→じゃあこうしてみよう

と運んでいければ良い関係が得られると思いますよ~。

 

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