こんな患者さんが来ました3 悲しいなぁ・・な飼い主さん

 

 

(コピペ)
これまでに動物病院に来られた飼い主さん達。
中には「マジですか!?」と言う飼い主さんもいらっしゃいます。

一体どんな飼い主さんだったのでしょう(笑)

第3回目は「悲しいなぁ・・」な飼い主さんです。

ちょっと不快になさせてしまうかも知れません(汗)

 

 命をもっと大切に


飼主「あの~、犬の安楽死ってそちらでやってます?」

獣医「は!?安楽死!?」

飼主「はい、一応元気なんですけど、やってもらえません?」

獣医「・・・・・・やりません。」

飼主「私あなたのご家族と知り合いなんですよぉ」

獣医「いや、それは関係ありませんよ。やりません。」

飼主「あっそ!ガチャ・・・プー・・プー・・・」

 

数日後・・・・

飼主「あのー、前に安楽死の話した○○ですけど」

獣医「はあ・・どうなさいました?」

飼主「やっぱり安楽死そちらでやってもらえません?
どうしても他じゃやってくれなくて、保健所で殺すのは
辛くて可哀想だって言うから。」

獣医「うちでもやりませんよ。」

飼主「いやぁ、それを分かっていてこうお願いしているんじゃないですか」

獣医「どうしてそんなに安楽死を希望されるんですか?」

飼主「どうしても妻が新しい今人気の犬種を飼いたいって
聞かなくてさ。二匹飼うのは無理なんだよね~」

獣医「・・・・・・・・・・・」

飼主「なのでやってもらえません?しょうがないでしょ?」

獣医「やりません。」

飼主「使えない獣医だな、お前。ガチャ・・・プー・・・プー」

 

何でもその飼い主さんは、チョコチョコと犬を変えるので
ご近所では有名な飼い主さんだそうです。

とても悲しい気分になりますね。もう飼うな。

 

 

 獣医は神様じゃありません


それは夜中1時のお話。

飼主「すいません!うちの犬の様子がおかしくて・・
息苦しそうで身動きが取れないんです!!」

獣医「ではすぐに病院の方に連れてきてください。
今から私も病院に向かいますから。」

 

・・・そして病院。

獣医「酷くチアノーゼ出てますねぇ・・
急にこうなったのですか?」

飼主「いや、昨日の夜からです・・・」

獣医「(どうして昨日連れて来ないんだ・・・)
そうですか。ちょっと危険な状態ですよ。」

飼主「はい、よろしくお願いします。ガチャッ」

ガチャ!?ドアノブ!?
ちょっと待て。置いて帰ろうとしてないか!?

獣医「ちょ、ちょっと!重態ですよ?」

飼主「はい、ですからよろしくお願いします!」

獣医「え?いや、だから・・・ああ・・・行っちゃったよ・・」

治療の甲斐虚しく、その犬は1時間後に息を引き取ってしまいました。
もちろん飼い主さんに電話していたのですが・・・

「ただいま留守にしております。御用の方は・・・」

結局寝ずに電話をかけ続け、朝になっても音信不通。

 

・・そして次の日の朝。

AHT「おはようございまーす」

獣医「おはよう・・・昨日実はかくかくしかじかで・・寝てないんだわ」

AHT「大変でしたね・・どうしたんでしょうね、飼い主さん。」

そこへ突然の飼い主さん訪問。

飼主「先生!うちの子の様子どうですか?治りました?」

獣医「昨日あれから出来るだけの治療はしたのですが、
回復は難しくお亡くなりになられました。」

飼主「は!?一体どう言う事ですか!?
まさかこっちはこんなに早く死んじゃうなんて思ってもいないんですよ!?
どうしてちゃんと知らせてくれなかったの!!」

獣医「・・・・残念です」

飼主「残念ですじゃないですよ!ったく。
こんな事なら預けなければ良かった・・うちの子返してください。」

 

 自分勝手


それはある真夏の出来事。

グッタリした瀕死の犬を連れた女性がやってきました。

獣医「どうなさいましたか?熱射病・・・ですか。」

飼主「はい、車の中でちょっと待っててもらったら・・・
もう帰ってきた頃にはグッタリしてて・・・どうしよう」

獣医「そりゃあ・・・こんな炎天下で車は無理ですよ。
どうしてそんなところに・・・・」

飼主「すいません。あの・・・・このことは親に黙っててもらえませんか?」

獣医「・・・・・・・・」

 

犬の命よりも自分の立場ですか・・・
黙ってはおきましたが、残念な話です。

 

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