「オオアナコンダを従えた獣医」

「オオアナコンダを従えたサイト運営者」

オオアナコンダをセットにするだけで、何でもかんでも強そうに見えてしまう
そんな魅惑の生物アナコンダ。

今回は「オオアナコンダを従えたパパ」「オオアナコンダを従えたパート従業員」など、
自分の肩書きに箔をつけたい方々のためにオオアナコンダの飼い方を解説しよう。

　性格について

きわめて気性の荒いやんちゃな子が多いため、
しつけには苦労することになるだろう。

一番苦労するのは「噛み癖」「飲み癖」の問題である。
一歩間違えると「オオアナコンダを頭にかぶった獣医」という、
当初予定していた格好良さからランクダウンした箔となってしまう。

この癖を少しでも減らすため、飼育環境の整備へと進もう。

　飼育ケージについて

最低でも３ｍ×１ｍくらいの底面積が必要になるが、
成長によって徐々に狭くなる為、畳6畳以上の大きさが望ましい。
中には１．５ｍ×１ｍほどのプールを設置するのが一般的である。

オオアナコンダは水棲と言っても良いほど水での生活を好む。
なぜか。それは陸上では体が重くて遅いからである。

プールを設置することでオオアナコンダちゃんはキャッキャッと素早く動きまわり
ストレス改善に役立つであろう。
しかし、おそらく同時に狩りの本能にも目覚めてしまうのでそこは注意して欲しい。

ここで、更にもう一つ注意がある。

オオアナコンダちゃんのハイテンションぶりを見ながらふと気付くことが多いようであるが、
「あ・・水どうやって交換すれば・・」という問題にぶち当たる飼い主さんがよく見られるとのことである。
そうこうしているうちに部屋に漂うアマゾン臭、キレるご近所、吠える犬。
排水装置のことは最初からしっかりと考えておこう。

　温度・湿度

ヒーターの導入により飲まれる確率を更に減らすことができると考えられる。

低温部で２６℃、高温部で３０℃くらいをキープすると良いだろう。
プレート型のヒーターが使いやすいとされている。
熱帯魚用のヒーターは手に入れやすいが、火傷の原因となるのでオススメ出来ない。

プール＆ヒーターにより、部屋には何とも言えないモワモワとした空気が充満し、
いかにもアマゾンっぽい雰囲気を醸し出すこととなる。
最初は興奮するこのアマゾンっぽさであるが、ハッキリと思ったことは口に出した方が良い。

そう、「気持ち悪くなってきちゃった」と。

安心して欲しい。ここで水とりぞうさんの登場である。

しかし、象さんは諸刃の剣・・置く場所には注意が必要だ。
金と時間をかけたアマゾンセットはあっという間に象さんの魅力によりランクダウンしてしまうだろう。
元々オオアナコンダと象さんは生息域が違うのだ。
配慮しなければならないのは当然のことだろう。

さて、環境が整ったらいよいよ購入である。

１ｃｍ＝５００円程度が原価となるが、輸送費などのコストも加えなければならないため
プラス１０万円くらいで考えておいた方が良いかも知れない。

つまり、２メートルのオオアナコンダであれば５００×２００＋１００，０００＝２００，０００、
２０万円ほどで購入出来るのではないだろうか。

「どうせなら１１（獣医）メートルのオオアナコンダがいいっ！」

メートル感覚が狂っているビーグル獣医のことはさておき、
注意が必要なのは大きくなればなるほど価格が跳ね上がるところである。
３メートルを超えているオオアナコンダの場合、１ｃｍあたりの値段が４～５倍に上昇する。

つまり、１１（獣医）メートルのオオアナコンダは原価だけで２００万超え。
ビーグル獣医の貯金を祐に超えているとのことである。

　繁殖について

あまり明らかにされていないが、
オス同士の戦闘が繁殖に影響しているのではないかと考えられている。

つまり、複数のオスとメスのオオアナコンダを飼う必要がある。

当然、飲み癖の餌食となる可能性は上がるが、
「オオアナコンダたちを従えた獣医」という新たな称号を
手に入れることが出来るのは魅力的かも知れない。

　Ｑ＆Ａ

Ｑ．天敵はいるんですか？

Ａ．自然界ではほぼ敵無しです。オオアナコンダを倒せるとしたら人間だけです。

Ｑ．もし、飲み込まれるとしたら突然丸呑みされちゃうの？

Ａ．あまりにも巨大なオオアナコンダであれば、そういった可能性もありますが
人間は形的にも飲みにくいのでおそらく絞め殺した後で飲み込まれます。

Ｑ．１１（獣医）メートルは無理があるんじゃないですか？

Ａ．１１５６（ビーグル）ｃｍも考えましたが、微妙なので止めました。

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