それでも彼らは帰ってきた! 奇跡的な迷子猫の帰還

↑下の小さな島がタスマニアですよ~

 

 

それでも彼らは帰ってくるんです!!
一体何のことなのでしょう^^

 

 海を越えて・・・その1


それは2006年のこと。
オーストラリアのタスマニア島で、行方が分からなくなった
まだ一歳のヒマラヤン猫「クライド」。

懸命の捜索もむなしく、全く見つかりません。

上の地図で見ると小さな島のように見えますが、実はその面積北海道並み(汗)。
自然溢れる島ですから、野生動物に襲われるかも知れませんし、
事故に遭ったかも知れませんし・・・

1,2年経った頃には、もう諦めムードが漂っていました。

しかし、3年以上経ったある日、突然彼は帰ってくることになるのです。

 

一体何がどうしてそうなったのか(汗)
彼が見つかったのは300kmもある海を越えて、向こう側の
オーストラリア本島の、更に北へ北へ3000km以上先、クイーンズランド州。
〆て3800km先で発見。

そこへ行き着いた経路は全く分かっていません。
入っていたマイクロチップが決め手となりました。
マイクロチップが入っていなければ、飼い主さんを特定するのは
まず不可能だったでしょう^^;

 


 海を越えて・・・その2


アメリカ・ウィスコンシン州で飼われたばっかりの、
まだ一歳にもなっていない幼猫「エミリー」ちゃん。

冒険好きのこの仔猫は、家の近くの工場に興味を示したようで、
運の悪い事にコンテナの中へとその遊び場を移します(汗)
そして大方の予想通り・・・そう、運ばれていってしまうのです。

運ばれたのが2005年9月下旬。
コンテナはウィスコンシン→シカゴへと移動。
そして、シカゴからは思いも寄らない長旅が待っていました(汗)
なんとそのままベルギーへ。

もう大人の人間でもグッタリするであろう長旅を経ましたが、
エミリーはなんとか頑張り、ベルギーから更にフランスへと移動。
もう自力ではどうやっても帰れません。

痩せて喉もカラカラだったエミリーでしたが、
頑張った彼女にやっと運が巡ってきます。

フランスのナンシーと言う町の工場員がエミリーを発見。
そして工場員は、エミリーの首輪に書かれていた
かかりつけの獣医師の連絡先を見つけます。

その獣医師に連絡すると、 「エミリーは確かにうちの患者」と言う回答が・・・

 

こうして、無事アメリカへと帰れる事となったエミリーですが、
この長旅を耐え抜き、奇跡の生還を果たすエミリーの輸送を、
なんとコンチネンタル航空という航空会社が自ら申し出ます^^;

用意されたのはビジネスクラス、その価格70万円の超VIP席(笑)
特注のペパー・サーモン・フィレが彼女に用意されましたが、
彼女のお眼鏡には叶わなかったらしく、結局フランスのキャットフードで
合意する事となりました(苦笑)

空港ではたくさんのレポーターと再会に大喜びの家族が出迎え、
一躍「時の猫」となったエミリーなのでした^^

 

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