日本のペットショップ、変? 疑問のショーケース

 

 

皆さんに「ペットショップはどんな場所?」とお聞きすると、
おそらく「ペットが売られててー・・フードとかグッズが売っててー」
と答える方が多いと思われます。

まず最初に「ペットを売っててー」がある訳です。
小さなガラスケースにペットが陳列は当たり前の事。
でも・・・

 

 海外のペットショップ


海外のペットショップでは、ペットが陳列なんてされてないんです。
小さなガラスケースに入れて陳列する事は、
動物愛護の精神から言うと「良くない事」だからだそうです。

つまり海外で「ペットショップってどんなとこ?」と聞くと、
「フードやグッズの売ってるショップよね。」と答えてくれるでしょう。
日本だけがあんな売り方されているんですよ。

 

 考えなきゃねぇ・・・


日本もそういった売り方は考えなくてはいけないでしょうね。

言われるまで普通に見ていたペットの陳列も、
言われてみるとなんだか良くない事だと思えますから不思議です。
なんで今まで普通に見ることが出来ていたのでしょうねぇ・・

 

 

 でもさぁ・・ビーグル獣医


「ペットショップが陳列をやめたら、今以上に
悪質なブリーダーが増えていっちゃうんじゃないの?」

私はむしろ逆じゃないかと考えます。

悪質な環境でペットを増やすブリーダー→悪質なペットショップ→騙される飼い主さん

この図式ですと、「悪質に増やすプロ」と「悪質な販売をするプロ」が
それぞれ役割分担できてしまっています。
どんなに酷い環境で増やされたとしても、悪質なショップに体裁を整えられて
しまっては、そんじょそこらの飼い主さんでは見分けが付かなくなってしまうのです。

それに対して

悪質な環境でペットを増やすブリーダー→現場を見て購入を考え直す飼い主さん

平成25年に動物愛護法が改正されまして、「ペットの直接確認」をしないと
ペットの購入が出来なくなりました。
つまり、ブリーダーからしか買えないのであれば、ブリーダーの元へ行くか、
ブリーダーが自宅まで見せに来ない限りは購入段階まで進められないのです。

ブリーダーも売れないと困りますから、悪質な環境を改善せざるを得なくなる・・・
そんなに上手く行きませんかねぇ(苦笑)

 

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