小型犬によく見られる病気 1ページでは伝えきれない注意点

 

 

どんな動物でも「飼う」ということは大変ですが、
ことさら小型犬は注意点が多くて大変かも知れません^^;

とてもじゃありませんが、1ページで伝えきることは不可能です(苦笑)
注意点の一部ってことでご勘弁ください~。

 

 小型犬の事故


事故=交通事故?
それはもちろん気をつけなければなりませんが、
ここで言う事故とは飼い主さんの不注意による事故のことです(汗)

 

抱っこ→スルッ→床に強烈なヒップアタック

自転車のかご→急ブレーキ→ダイハード飛び

 

などなど・・・
大げさかも知れませんが、体高が15cmの犬を1メートルの高さから落とした場合、
150cmの人間に例えると10メートルの落下です(汗)

もちろんそんな単純なものではありませんが、大変な高さであることには違いありませんので
ひとまず人間の価値観から脱出しましょう~。

 

 ダックスフンドなどの胴長犬


ダックスフンドに限ったことではありませんが、
四つんばいの犬にとって、もっとも体重がかかる場所は腰。

この負担が原因で、「椎間板ヘルニア」を発症する事があります。
腰の長いダックスにとってはもはや宿命とも言える病気です。

椎間板ヘルニアで神経が機能しなくなってしまうと、
後ろ足を動かせなくなったり、オシッコやウンチが出来なくなったり・・・
人間の補助なしじゃ生きていけなくなってしまいます。

 

飼い主さんにくっついて階段をのぼってくるの可愛い!⇒腰に悪いのでアウト!

フローリングだから滑ってドリフトして面白い!⇒腰に悪いのでアウト!

うちの子二足歩行出来るの!凄いでしょう⇒腰に悪いのでアウト!

ソファにピョンと飛び乗ってきて可愛い!⇒腰にもしつけにも悪いのでアウト!

 

元々犬が暮らしていくうえで予測される方向以外に負担がかかるのはアウトです^^;
犬の体は四足歩行でまっすぐ歩くように出来ています。

 

小型犬の僧帽弁閉鎖不全 


小型犬の場合、7歳を超えたあたりから心臓の病気を心配してあげましょう。
特に多いのは「僧帽弁閉鎖不全」という病気で、心臓の中の蓋が緩んでしまうもの

この病気が進んでくると、特に夜間咳が多くなります。
ちなみに咳は「コホン!コホン!」という人間方式では無く、
「ガッ・・・ガッ・・・」という犬方式ですので見逃し注意ですね~。

「何か食べ物ひっかけたのかしら。アホねぇ」なんて言っている場合ではありません(汗)
見つけたら出来るだけ早く病院に連れて行ってあげましょう。

 

 

 膝の関節が外れる


小型犬によく見られる病気で「膝蓋骨脱臼」というものがあります。

要は膝関節が緩い状態でして、病状の程度はその緩さ次第。
はずれっぱなしですと生活に支障が出ますし、はずれたり戻ったりを
繰り返しているとこすれて痛くなっちゃいます。

なお、この病気の原因は「遺伝」。
予防はその犬の子供を作らないこと。
持って生まれてきてしまったら、付き合っていくか手術するかの二択です。

 

 目の病気


目が大きい小型犬によく「乾性角膜炎」という病気が見られます。
特に多い犬種は・・ペキニーズ、チン、シーズーなど。

死に直結しないものの、この病気はとても厄介です。
犬に「多くまばたきしろ!!」と言ってももちろん聞いてくれません(苦笑)
乾かさない為には、人間が目薬を挿すしかありませんね~。

治ってくれれば万々歳ですが、一生目薬に追われてしまう飼い主さんも多いのが現状です。

 

 気管が薄っぺらくなる病気


小型犬に多い呼吸器の病気に「気管虚脱」というものがあります。

その名のとおり気管がだらーんとしていますので、息を吸ったら口に近いほうの気管が、
息を吐いたら胸の方の気管がぺしゃんこになってしまう病気です。

完全にぺしゃんこになってしまえば、もちろん呼吸が出来なくなり
死んでしまいますから、手術をして治してあげるしかありませんね(汗)

 

 大型犬に襲われないように


小型犬が大型犬に襲われて病院に来るパターンが結構あるのです^^;

小型犬の飼い主さんがいくら気をつけていても、大型犬の身勝手な飼い主さんが
ノーリードで放置しているんじゃどうしようもありません。

キレようが訴えようが扱いはただの「物損事故」ですから、
とにかく自分の犬は自分で守りましょう~。

 

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