猫を病院に連れていかなければならないのに、飼い主さんは犬アレルギー(汗)
猫専門病院でもあれば良かったのでしょうが、そんな病院はなかなかありません。
そんな戦いを続けた飼い主さんが得たものとは・・・?
猫と一緒に辛そうでした
病院で話を聞いているときもずっと鼻をすすって涙目で、
確かにどう誰が見ても犬アレルギーなこの飼い主さん。
周りから見たら
「あのネコちゃん、きっと先が長くないのね・・お気の毒に」
なんて思われていたでしょう。
そんな猫の病気はアレルギー性皮膚炎で、先が長くないなんてことは
全くなかったのですが(笑)、猫のアレルギーを治しに来て、
飼い主がアレルギー発症・・・ややこしいです^^;
病院へ通うための素質には足りないものがありますが、
その飼い主さんの猫への愛情は本物でした。
大変だったと思います。
1週間に1回の通院をしっかりと頑張り抜いたのです。
その後
アレルギーの治療は長引くことも多く、実に半年以上通いつめることとなりました。
猫の皮膚のコントロールも順調に進んだある日のこと。
「ステロイドを一旦やめましょう。だいぶ良い方向に向かって来てますね。
・・・・あれ!?**さん、今日鼻水出てませんよね!?」
・・・なんと!飼い主さんが鼻水も涙も流していないじゃないですか!!
待合室には犬がたくさん、そしてその飼い主さんの前には
犬を診ていた診察室にも関わらず、なんと犬アレルギーが出ていないのです!
その飼い主さんはそれ以来、犬が居る場所でもアレルギーが
出なくなったらしいのです。
私は猫を治療していたのか飼い主さんを治療していたのか(笑)
とりあえず良かったですね~^^;
治療費を別途貰っておけばよかったでしょうか(悪)
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