もう薬をやめました 飼い主さんの自己判断その前に・・・

 

 

すみません・・・出来心だったんです。
もう薬は・・・ってそういう話じゃ無いんですよ^^;
今のところギリギリ薬には手を出してません(笑)

さて、今回はこのサイトを運営しているビーグル獣医が
常日頃心配していることについてです。

 

 最近増えています


「治ったみたいなんで~・・もう薬はあげてないんです~」
という飼い主さんに時々出会います。
獣医の指示無しで、勝手に薬をやめてしまうのです。

例えば膀胱炎の犬に抗生物質を与えていたとしましょう。
飼い主さんに分かりやすい症状として、血尿がありますが
この血尿がおさまったところで・・・

「もう治ったみたいね!薬要らないわね!」

これ、実は結構危険なことなんです。

 

 どうして危険?


「血尿が無くなった=感染していた細菌も全滅した」訳ではありません。
そこで抗生物質を止めたら・・・?

もちろん残った細菌がまた増殖していますので、再発します。
しかも抗生物質ですぐに殺せなかった強力な細菌が残っていた訳ですから、
前よりも厄介な膀胱炎になってしまうのは当然ですよね~。

 

 

 どうして勝手にやめちゃうの?


これが最初にお話した「常日頃心配していること」。
そう、このサイトが、勝手にやめてしまう原因のひとつに
なっていないかが心配なのです^^;

例えば「その名も抗生物質獣医!」

このコンテンツを読んで、必要な状況なのに「抗生物質獣医だ!」
と勘違いしてしまい、騙されているのかもと疑い、薬をやめてしまう・・・

そんなことが起こっていないか、ハラハラドキドキです(苦笑)

 

 じゃあどうしたら良いの?


じゃあ、どうやって見分ければいいの?

・「止めさせようかな・・」と思ったらまず病院に電話しましょう。

・「続けましょう」と言われたら、その理由をしっかり聞いておきましょう。

・それ以前に、病院で治療の理由はしっかり聞いておきましょう。

・理由を聞いても話してくれないような病院だった場合は
「ク○喰らえ!」と肛門腺を浴びせかけたのちに病院を変えましょう。

・間違えても私のサイト情報などをプリントアウトして持っていかないように!

 

とにかくコミュニケーションをとってみて、理由を聞くことが大切です^^

問題の無い獣医であれば、必ず薬を続けると決めた理由があります。
逆に、適当に抗生物質を与えているようであればどこかで必ずボロが出ます(笑)

何も聞かずに勝手に判断して、薬をやめてしまうようなことはやめましょうね~。

 

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