「パンフェノンってどうなんですか?先生」
診察中にいただいた患者さんからの何気ないサプリメントの質問でしたが、ビーグル獣医はこのサプリメントを全く知りませんでした^^;
一体どのようなサプリメントなのでしょうか。
パンフェノンは・・・
【業者の解説】
パンフェノンは老化やストレス、肥満、心臓病、痴呆症、血行障害、ドライアイ・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎など・・・うだうだ・・効果的で・・うだうだ・・
ああ・・はいはい・・・そんなサプリメントね・・・はいはい。そんないっぺんに何でもかんでも効くんだったらねぇ、獣医はいらねーんだよおおおぉぉぉぉぉ!!!
と、速攻で業者に激おこメールを送りそうになったビーグル獣医でしたが、ここは私も大人。
今回のミッションは悪徳業者の抹殺では無く、飼い主さんへの解説なのである。落ち着いた大人の対応というのを見せてやろうではないか↓
はじめまして、ビーグル獣医です。 パンフェノンはうだうだ・・・に効くと言ってますが、うちの病院で使用するにあたってどういった機序でそのような多彩な効果が現れるのか、詳しくお教え頂けると助かります。 あまりにも効果が多すぎて、個人的に少し疑問を感じています。 出来れば、信頼性のあるデータやそのデータ元についてご提示をお願いします。 ビーグル獣医 |
わくわくしながら、「データは無いけどお客様のお声で・・」「て、提示はできないです」のような降参メールが返って来るのを待つビーグル獣医。
しかし、そのメールは驚くべき内容でした↓
はじめまして、お世話になります。 パンフェノンについての発表ですが、平成18年から獣医生命大学の藤田先生が「難治性疾患におけるパンフェノンの有用性」と言う論文を鳥取県動物臨床医学研究所での学会で発表、その後もパンフェノンの有用性について論文発表を続けて頂いています。 内容としては・・・ |
気になる効果 その前に
まず、ビーグル獣医が「おおおーーーい!!」と思ったのは、その論文を最初に発表したとされる先生の名前です。
色んな物を漏らしそうになりました(汗)
藤田道郎先生の学会・セミナーには幾度となく参加しているビーグル獣医。
まさかその名前がここで出てこようとは・・・・
日本中に声明が大学の藤田ミッチョ先生とかじゃねえのか・・?と疑ったビーグル獣医ですが、どう調べてみても藤田道郎先生・・・ うぅ・・・間違いない・・・
藤田先生は、動物のガンを治す為、放射線治療に化学療法などを取り入れて日夜努力されている先生です。
まあ、この先生の言う事なら・・と思ってしまうほど、私にとっては衝撃的な名前でした(汗)
しかも現在、藤田先生は日本獣医生命科学大学附属病院の院長をされている方なんですよ^^;
更にすごいことに、藤田先生に続いて同じく日本獣医生命科学大学の循環器に強い小山秀一教授、続いて日本大学の鯉江先生という違う大学の有名な先生までもがパンフェノンに関する研究発表を行い続けているという事実が・・・
いちサプリメントで各獣医系大学の偉い先生方が、次々と研究発表とは・・・(汗)
一体どんなサプリメントなのでしょう。
気になる効果
さてさて、では気になるパンフェノンのデビュー戦となりました論文の内容を御紹介しましょう~↓
難治性疾患のアトピー・アレルギーの犬にパンフェノンを単独投与し、効果を血小板凝集測定を行った18例、行っていない1例で観察した。
と言う事で、簡単に言ってしまえば
「もう獣医お手上げ!治らん!」なアトピー・アレルギーの犬にパンフェノンだけをあげてみましたよ~って事です^^;
気になる効果は・・・
73.6%改善
・・・・・・・
これはすごい結果ですよ~。
だって「獣医がお手上げ!」な症例だけですよ?これは。
既にお手上げな訳ですから、10頭に1頭でも改善してあげる事が出来ればそれは大した事だと思うのです^^;
何しろサプリメントだけですからね。(苦笑)薬じゃないんです。
それを73.6%・・・想像以上です。
詳しくどんな風に良くなったの!!??
焦るビーグル獣医が見た写真が・・・
写真がありました
大学の名前を背負って発表した論文。
そこらへんの怪しい獣医師発表だったり、企業がウラで・・・な発表とは訳が違います。
ウソは付ける訳がありません^^;
この結果は事実でしょうね~。
写真はデビュー戦の論文掲載写真ですので少し前のものになりますが、その後もパンフェノンについての発表またはその発展系の発表が、日本のみならず海外でも次々と発表され続けています。
つまり、大学の名前を背負って出した論文で、多方面での効果が既に報告されているって事になるんです。しかも10年以上も。
最初はパンフェノンをズタボロに斬ろうと思っていた ビーグル獣医ですが・・・うーん、参りました^^;
効果はどうやって出る?
パンフェノンに含まれるピクノジェノールはキレート作用のある クエン酸発酵ゴマ末と複合することによって、動物の腸内より 効率的に吸収され血小板凝集能抑制作用やインターフェロンの生物学的活性から抗ウィルス作用、免疫調整作用を発揮し様々な疾病に効果を与えているものと考えれます。 |
・・・・諦めてプラウザを閉じられた飼い主さんも多いでしょう(笑)
ビーグル獣医が小さな脳みそで出来るだけ噛み砕いてお話してみますと、つまりは↓
まず血液がサラサラになります。 で、免疫力ってのはアレルギーを起こす側と起こさない側があって、どっちかが強いとどっちかが弱くなる。 つまり、アレルギーと逆側の免疫力をアップさせる事で、アレルギーを起こらなくさせちゃうんだよ! ついでにその免疫力はウィルスもやっつける免疫力なんだよ! |
って事です^^;
まとめ
最後に、藤田先生は
パンフェノンで100%治療できることはありません。
その子の感受性がパンフェノンと合ったとき「その効果」は発揮されます。
と述べられています^^
そう、それが大切です。
「何にでも絶対に効きます!!!誰でも効きます!!!」なんて言っているサプリメントでろくなサプリメントは見た事がありません。
何気なく飼い主さんから頂いた「パンフェノンってどうなんですか?」から始まったビーグル獣医の新たな発見。
私の病院でも絶賛使用中です。
→パンフェノン 120粒 7,429円(送料無料)
(小型犬では1日2粒~4粒ですので1日当たり130円~260円くらいです)
→パンフェノン(顆粒タイプ) 8,000円(30包)
(不味くないので飲まない子は少ないですが、飲ませにくい子や猫に便利です。1包当たりパンフェノン4粒分の顆粒が入っています。)
【パンフェノンに関するページ】 |
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