潰れかけ動物病院の一日 爪切りで終わる一日・・纏う負のオーラ

 

 

今までに出会った動物病院の中には
「潰れそうな動物病院」ももちろんありました。
そんな動物病院で聞いた、おもしろ悲しいエピソード。

ちなみに悪い事をして潰れかけている訳では無く、
競争率激化などの理由でこうなってしまった病院です。
悪徳だったらザマーミロなんですけどねぇ・・・

みんな良い人なんですけどねぇ・・何が悪かったのか(汗)

 

 爪きりで一日が終わる


涙が溢れてきます。
その日の患者さんは一軒。爪きりオンリー。
さすがに再診料まではとらなかったらしく、料金は爪切り代500円のみ。

つまりその日の収入は500円-α。
おそらくマイナス収支だと思われます(苦笑)

晩御飯の選択肢はカップラーメン以外に無いでしょう。

 

 税務署に疑われる


あまりに儲けが少ない為、申告後税務署が来る
「さすがにこれは脱税しているだろう」と思うのでしょう。

でも、税務署の方は納得して帰られます。
帰った後には切なさと悲しさとナチュラルハイだけが待っています。

 

 

 薬の期限が切れまくる


せっかく買い入れた薬品なのに、気がつけば揃いも揃って期限切れ。

また薬を買うお金も無く、どうしたものか。
患者さんに来て欲しいけど、来たら来たで薬が無いので困ります。

でも、患者さんが来ないので心配だけで終わります(涙)

 

 手術の腕がだんだん鈍る


明らかに手術頻度が少ない為、久しぶりに手術すると
自分の腕の落ち具合にびっくり。
得意だったはずのスーパーマリオを久しぶりにやったかのような事態に陥ります。

次から久しぶりの手術に不安を覚えるようになりますが、
依頼が来ないため、やはり心配だけで終わります。

 

 患者さんが入ってきた瞬間に帰った


厳しい生活を毎日送っていると、顔にも厳しさが出てくるようです。

せっかく久しぶりの新患だったのに・・・
やってきたと同時にあまりの負のオーラに耐え切れず
動物病院を飛び出してしまったそうな。

そして噂は広まり、患者さんは来なくなり、生活は厳しくなり・・・

 

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