ハッタリもかまします! 新人獣医が診察を凌ぐ方法

 

 

政治家、教授、テレビの司会者、警察官など
威厳や信頼感、存在感が必要な業種ってありますよね^^

さて、動物病院の獣医はどうでしょう。
威厳・・感じます(笑)?

 

最初から威厳なんてありません


もし、皆さんが動物病院の獣医に威厳や信頼感を感じるのであれば、
そこには隠れた努力があるかも知れません。

獣医だって学生の頃は所詮ただの学生

他の学部の人たちには獣医の卵であることを一切気付いてもらえず、
仕方なく自分で「実は獣医学部なんです!」なんてひけらかすような・・
悲しい人種だったはずなんです。

それがいったん社会に出て、診察に入ると・・
そこには堂々とした獣医の姿が(笑)。

いったい彼らに何があったのでしょうか?

 

努力で得られる威厳


獣医師免許をとったからといって、最初は何も出来ません^^;

バカ正直にお話をしても、飼い主さんには不信感しか生まれないのです。

では、どうやって凌ぐのか・・・
ちょっと次の例を見てみましょう~。

 

 

やっちまった例


「多分この病気かこの病気かこの病気かなぁ・・と思うのですが・・
どの病気だとしても薬で見ていくことになるとは思うのですが・・
分からない部分を院長に相談してからもう一度呼んでもいいですか?」

こんな言われ方では、「やだ!この先生やだ!」となりませんか?
この獣医は院長に怒鳴り散らされると思います(笑)

ちょっと大袈裟にしてますが、正直に話してしまうとこんなもんです。

では、次はハッタリを使って凌いだ場合↓

 

ハッタリ使用例


「今回の検査結果ですと、この病気とこの病気とこの病気の可能性が考えられますが、
この病気の可能性が高いです。まずはお薬で様子を見ながらという方法で進めていくことになります。
お薬をお渡しする時に詳しいお薬の説明をいたしますね。
では、ご用意いたしますので待合室で少々お待ち頂けますか?」

そして裏側では・・・

「院長!すいません!この結果からこの病気だと思うのでこの薬を出そうかと
思っているんですけど、どうですかねぇ・・・」

院長のタイミングを見計らって相談します。
最初の頃は、それこそ1日中こんな状態です(笑)

結果、「ああ、いいんじゃないかねぇ。」となった場合。

めでたく飼い主さんに薬の説明をして診察は成功です^^

逆に、「こっちの病気の可能性もあるよね・・薬はこっちの方が良いね」となった場合。

「先ほどもう一度数値を見直してみたのですが、
少しこちらの数値も気になると言えば気になるんですね。
なので、念のためではありますが、もう一つの病気の可能性も
考慮に入れながら治療を続けていきましょう。ではお薬の説明ですが・・・」

診察室内ではあえて薬の名前を出していませんので、これもめでたく成功です^^;

まあ、こんなにうまくいかない場合がほとんどですけどね(笑)

 

ハッタリだけではありませんよ


もちろんハッタリオンリーでは無いですよ。

中にはハッタリのスペシャリストで、それだけで獣医を
上手い事続けている方もいますが・・・普通それは嫌ですから。

ハッタリを使って凌いだあと、次に同じ症状の患者さんを診たならば
ハッタリでは無く経験ある病気として診察出来ますよね~。

「分からない時は分からないって言ってくれた方が・・・」

本当に分からない、明らかに自分の技量を超えた病気であれば
ハッタリは使いませんよ^^

なかなか教科書通りの病気なんて来ないものでして・・

ハッタリを使うのは、「こうだと思うけど、ちょっと自信ないから確認しなきゃ」
という時なのです。

 

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