獣医の昼ドラ やり手院長から一転!悪女に落とされた人生

 

 

「あれは一生で一番の判断ミスだった・・・戻りたい」

そう話すのは、ある激戦区で一時は院長もしていたNさん。
え?今は院長じゃないのって?
・・・その真相はこのページを読めば分かるのです(汗)

 

 可愛い女の子がやってきました


「新卒のKです!よろしくお願いします!!」

面接にやってきたその女性獣医師は、明るい性格と
居るだけで元気になりそうな雰囲気、そして可愛い見た目と
全く非の打ち所の無い子だったとNさんは言います。

院長のNさんは、地元の若手開業医。
熱意溢れる診療で評判の良い獣医師でした。

しかし、Nさんはあまりにも真面目であった性格が災いしたのか、
あまり女の子に免疫がありませんでした。
もちろん独身。

きっとKさんの事がとても魅力的な女の人に見えた事でしょう。
NさんはKさんに好意を抱くようになりました。

KさんもNさんの真面目な性格に惹かれ、
結局2年の交際の末、二人は結婚する事になったのです。
Nさんは二人で病院を一生頑張って行こう!と
大変喜んだのだと言います。

 

 ところが・・・・


それは結婚して間もなくの事でした。
明るく可愛いKさん、実は裏の顔を持っていたのです。

彼女は非常に自分勝手で、すぐにキレ、グータラ。
今まで隠していた顔をNさんに見せ始めました。

普通であれば、徐々に見限ってしまうほどの変化だったかも知れません。
しかし、Nさんはもともとの優しい性格のせいか、
Kさんに言われるがままになってしまいました。

以前の魅力が頭に残っていたせいもあるのでしょうか。
Nさんは諦められなかったんですね。
いつかまた、あの時のように素敵な女性に戻ってくれるのかも。
今はちょっとおかしくなっているだけなんだと・・

ところが彼女の要求はどんどんと激しくなりました。
「私疲れたから帰るわ」「(夜中に)診療だって。あんた行ってきて」
「もっと頑張ってよねー。売り上げ全然上がらないじゃない」
もはや病院の仕事はほとんど夫任せ。

そしてある時期・・・

「私も病院持ちたいから開業するね」

ほとんど、いや、全てNさんが頑張って稼いだお金でしょう。
そのお金を使って、彼女は新しい病院を、なんとNさんの病院の近くに建てました。

この時点でもすでに悲劇なのですが・・・・

 

 更に悲劇は続きます


それはNさんがセミナーで出張した時の出来事。

セミナーの後、友人と飲んで泊まって帰る予定だったのですが、
退院した患者さんから「ちょっと様子を見てもらえませんか?」と
連絡があった為、泊まらずに帰ることにしました。

・・・自宅に入ったNさんは言葉を失いました。
妻の病院(と言うのもおかしいと思いますが)で雇っている
若い男獣医師がなんと自宅に居たのです。
しかも、明らかに何かしていたと見られる証拠も見つけ・・・

N「な、何してるんだ!!お前自分が何してるか分かってるのか?」

K「うるさいわねぇ!私がどうしようと勝手でしょ!?」

N「・・・・お前・・・・」

K「嫌なら離婚すればいいじゃない。」

N「・・・・・・・」

こうして二人は離婚を決めました。
が、しかし・・・・・

 

 

 更に更に悲劇が・・・・Nさん可哀想過ぎ


Kさんは、なんと離婚後の条件を出して来ました・・・

・私の病院はもちろん私のもの

お腹の子供の養育費は折半

お腹の子供!?
Nさんは全くその事について知りませんでした。
一体どっちの子供なのか・・・・疑念は残ります。

訴えろよ!鑑定もしろよ!と思ってしまいますが、
優しい(というか甘い)Nさんは
「一度は自分が愛した女性を訴えるのはやめたい」と、
裁判や、ましてDNA鑑定などは望まなかったそうです。
もう疲れきっていたのかも知れません。

こうして、Nさんは自分の病院のすぐ近くに、
元鬼嫁&浮気相手のライバル病院と言う悲惨な状況に置かれ、
どっちの子か分からない子の養育費を払わされながら
経営を続けいくこととなりました。

 

 更に更に更に悲劇・・・もう言葉もありません


持つはずがありません。
精神的に疲労困憊したNさんは、ついに病院を閉める事になります。
経営も思わしくありませんでした。

なんとKさん&浮気相手は、あろう事か
何かにつけてNさんの病院の悪口を患者さんに吹き込み、
追い込まれていたNさんをさらに追い詰めたと言います。

激戦区で健闘していた病院の院長から一転、
Nさんには地方での過酷なアルバイト生活が待っていました。

一人で暮らすならば過酷でないアルバイトでもやっていけると思うのですが・・
そう、養育費があります。

Nさんであれば、雇われ獣医師と言う手段もあったと思いますが
それは辛かったんでしょうね。

「自分の子供である可能性が少しでもあるならば」と
工場などで働き続けながら、Nさんはお金を送り続けました。

 

 あとがき


私たち獣医師の間でよく言われる事として、
「獣医師同士の結婚は上手くいかない」
と言うものがあります。

方針も違ってくることがあるでしょうし、評判だって気にせずには居られませんし・・
ただ、今回の場合はそれ以前の問題だったようです(汗)

もし皆さんの周りで、夫婦ともに獣医師であるにも関わらず
仲良く運営されている病院があったならば、
人並み以上に思いやり溢れる良い病院なのかも知れませんね~。

 

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