狂犬病予防接種で動物病院の混雑を避ける方法

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暖かい春が花粉と共に向かってきてますね~。

春になると狂犬病の注射やらノミ・ダニ予防やフィラリアやら・・動物病院はとんでもなく混雑します。
もはやビーグル獣医は花粉症で鼻水と涙が出ているのか、忙しさで辛すぎて鼻水と涙が出ているのかよく分からなくなってきます。

 

そんな飼い主さんも獣医も汁出しまくりの大変な混雑^^;

中には2時間待ちで注射を受けて行かれる方もいらっしゃいますが、正直言いますと狂犬病予防注射でそんなに待つ必要なんて無いんですよ~。

知っているか、知っていないかの差は相当大きいです。
今回は「狂犬病予防接種で動物病院の混雑を避ける方法」についてお話しましょう。

 

狂犬病予防法の基本


こういったタイトルだけで花粉なのか拒否反応なのか分からない汁が出てきてしまう方もいらっしゃると思いますので(笑)、簡単に行きましょう。

 

狂犬病予防注射は、法律で「4月から6月までの間に打つこと」となっています。
これのせいで動物病院はお祭り状態となってしまう訳ですね~。

 

でも、ビーグル獣医はこの期間については疑問を持っています^^;

だって生まれた日の全然違う犬たちが同じタイミングで打つなんて、無理があるんです。
人間のインフルエンザのように、流行のある病気でしたら打つ時期が一緒になるのも納得ですけどね。
狂犬病に流行の時期なんてのはありません。

例えば、11月に生まれた子犬が居たとしましょう。
生後91日以降になったら狂犬病注射を打たなければなりませんから、2月頃に狂犬病予防注射を打つ事になりますね~。(普通は混合ワクチンを打ってから期間を空けて狂犬病を打ちますのでもっと後になりますが、法律に従うとそうなっちゃいます^^;)

で、次からは4月から6月に毎回接種。
ん?・・期間短くね?

この辺は市役所や保健所も分かっています。
実際に期間に無理があった犬も、その他の犬もうるさく言われる事はまずありません。

時期に関係無く、毎年度1回の予防接種をしていればOKという扱いが普通です^^

 

狂犬病予防接種 動物病院の混雑回避レベル イージー 


混雑している時期を外して注射を打てば良いのですから、7月以降にでも打ちに行けば良いと思われます。
しかし、さすがイージーだけあって、この方法を取った場合はちょっとだけデメリットがあります^^

 

・時期が外れると動物病院が代行サービスをしてくれない

・ペットホテルやドッグランでバツが悪い

 

狂犬病予防注射を打ったら、しっかりと市役所や保健所に届け出て証明になるお札をゲットする必要がありますが、「代行サービス」というのはその届け出を動物病院がまとめてやってくれるサービスです^^

 

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↑証明になるお札 狂犬病予防注射済票

 

別に動物病院と市役所に太いパイプがあったりする訳では無く(苦笑)、いそいそと院長自らだったり看護師さんだったりが市役所で順番待ちして飼い主さんの場合と同じ手続きするだけなんですけどね~。

さすがに時期外れの1人分や2人分を市役所に持っていくのは大変ですから、4月から6月限定のサービスであることが多いです。

ということはですよ。

 

4月から6月はただでさえ年度初めで忙しい市役所に、動物病院からやってきた注射済票大量発行軍団と代行サービスをやってくれていない動物病院で注射を受けた飼い主さんが殺到してカオスです。

つまり、この時期に代行サービスをやっていない動物病院で注射を受けて、自分で登録に行くというのが最も混雑を回避できていない方法ということになります。2重に混雑を味わいますのでドMな方にオススメです。

 

これだけは絶対に避けたいところですねぇ^^;

自分で市役所や保健所に出向く手間はありますが、混雑の中1~2時間待つのに比べれば7月以降に打つメリットは十分にあるのではないでしょうか。

 

また、ペットホテルやドッグランで注射済票が必要になりますが、7月以降に受ける予定であれば芝生が元気な春に持っているのは前年度のお札。

4月や5月の大混雑を耐え抜いてお札をゲットした飼い主さんの中にポツンと前年度です。

多少バツが悪いかも知れません(苦笑)

 

 

狂犬病予防接種 動物病院混雑回避レベル ハード


「混雑は嫌いだしバツが悪いのもイヤ!!何とかおし!この豚獣医!」

そんなドSな方々にオススメする方法があります^^;
実はこの方法を教えたかったのが今回のお話の目的だったりします。

 

狂犬病の注射は、どうしたもんだか年度が4月から翌年3月までじゃありません。

狂犬病予防注射済票の年度変わりは3月2日なのです。

つまり、今は平成28年ですので3月1日に注射を打った犬に発行されるお札は平成27年度のもの。
3月2日に注射を打った犬に発行されるお札は平成28年度のものになります。

 

「毎年2月末ごろに狂犬病予防しているの♪」なんて奥様が居たとしたら、延々とバツが悪い生活を続けているというある意味ドMなやり方ということになるでしょう^^;

反対に、「うちは毎年3月2日に打ってるよ。混まないしバツも悪くないよね。」という旦那さんが居たとしたら、それは非常に上手な方法だとビーグル獣医は思います。

 

まとめと注意点


・4月から6月以外に打っても、市役所にうるさくは言われない

・3月2日に年度が変わる

・自分がドMなのかドSなのかで判断

 

ということで、混雑を避け、メリットを最大に活かすのは3月(1日以外)の接種です。

しかし、一つだけ注意点があります。あ、二つか(笑)。

 

一つ目は「獣医の中には行政に疎い人が居る」こと。

3月2日に年度が変わることくらい知っておいて欲しいものですが(苦笑)、中にはそれをちゃんとわかっていない獣医が居ます。

だから2月末や3月1日に接種しちゃったなんて例が毎年続出するんですね~。
普通「年度がすぐに変わりますので、ちょっと待ってから打ちましょうか」ってなりますよね。

 

もう一つは「あくまで法律は法律」であること。

何をどうしようと守らなければならないのが法律ですので、本来は4月から6月に打つべきものです。
でも、あまりにも大昔のまま手をつけられておらず、現状に合っていない法律だとも言えます。

だいぶオススメしちゃった後に何言ってんだコイツですが(笑)、コンテンツを参考にしつつ自己判断でお願いしますね~。

 

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